2009年4月11日土曜日

留学

我らが出身高校には、卒業生の運営する財団がある。
そしてその活動の一つに、海外派遣というものがある。
イギリスまたはドイツに、夏休みの間3週間程度の短期語学留学する制度である。
対象は現役の母校生徒、一定年齢の卒業生及びその親族である。
研修制度もあり、費用も格安とあってこれを目当てに入学してくる生徒もいる。
我々の現役の時には、残念ながらなかった制度である。

その派遣にあたっての選考会に、縁があって面接官として参加させていただくことになった。
(今回はイギリス留学である)
例によって簡単に引き受けはしたものの、総勢77名の面接はけっこう大変である。
選ばれるのは36名。
派遣コースによって違いはあるが、競争率は最も高いところで3倍である。

みんな行かせてあげたいがそうもいかない。
となると選ぶのも大変だ。
選ばれなかった人の気持ちを考えると責任感も重い。
というわけで、事前に頂いた申し込み書類を一枚一枚読んでいる。
申し込み書類を読んでいて気付いたのは、「女高男低」とでもいうべき流れ。
同じ審査委員の一人は、「いつからうちは女子高になったんだって思うよ」とぼやいていた。
時代の流れか女の子の積極性が噂通り目に付く。

申込者の割合は女:男=2:1。
志望動機を読んでいて、「これは行かせたいな」と思う内容も女の子が多い。
募集動機に将来の夢や向こうに行って何がしたいか、きちんと書いてあったりするのは女の子が多い。中には「親に費用負担をかけたくないから自分でお金を溜めているが、少しでも安く行きたいから応募した」なんて書いてあった大学生の女の子などは、これだけで合格にしたいところだ。

CAになりたい、国際関係の仕事がしたい、通訳になりたい(だからその足がかりにしたい)、歴史ある建築物を見たい、剣道を通して日本のよさを英語で伝えたい、そんな言葉が並んでいるのをみると、なかなかどうしてしっかりしている。
「みんなまとめて行ってこい!」といいたくなる。

男の子も全滅というわけではないが、女の子の勢いに押されている感は否めない。
と言っても、我が身を振り返ると今の男の子を責める事はできない。
現役の時にこんなにしっかりとした考え方を持っていただろうか、と自問するとお恥ずかしい限りである。

とはいえいい機会をいただいた。
明日はどんな面接になるのか、とっても楽しみである・・・



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